オパDiary

初めてのオパ家事

母の手術入院から一週間が経ちました。
お陰様で手術はとてもスムーズに進み成功、退院後の回復も順調です。
ただ、体力の回復には時間がかかりそうで、まだしばらくはわたしは母の代わりの家事担当が続きそうです。

今まで家事の全ては母任せでした。
わたしは独立していますが、実家近くで暮らしているので、夕飯はいつも実家で頂いていました。(ついでにお風呂も、たまに寝床も、朝食も(笑))

それが今回逆に母のやっていたことの全てをわたしが担当することになり、普通なら大きな負担になるところでした。

ですが、わたしにはオパがあります。
お買い物もオパ。
お料理もオパ。
お掃除もオパ。
母の仕事(自営業)の代わりもオパ。

めちゃ普通にサクサクできるので、家事ってこんなに簡単だったっけ?
と思いながらこなせています。

何よりびっくりするくらい時間がかかりません。
モヤっとする感情も起こりません。

ただ今日することをするだけ。
その普通さが本当に快適です。

母にとって一番心配だったのが、お茶の一杯も自分でいれた事のない父のこと。
わたしも自分のことは自分でやってもらわないと困ると思い、父へのお願いはオパを使ってしっかりやるぞ!と覚悟していました。

しかし、それはこちらのただの邪念でした。

父は初日から全く気負いなく自分の朝食を準備し、お洗濯をして、ゴミ出しもしていました。

わたしは本当にびっくりしましたが、それは普段わたしが間違った角度で父をみていたということだなぁと思いました。

結局父との会話で使うオパは感謝の気持ちをたくさん伝える為に使いました。

それは今回のことで一番嬉しい出来事でした。

オパを知らずにこんな時を迎えていたら、きっととても困難に感じたと思います。

でも、オパを使えば、何が起こっても幸せや喜びはいつも変わらずここにある。

そんな安心を感じながら、今の毎日を過ごしています。